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「たばこと塩の博物館」

そこからBunkamuraまで降りて、スペイン坂を登って、途中昼ご飯を食べ、最後に向かったのが、たばこと塩の博物館だ。入館料はなんと100円だ。『西アジア遊牧民の染織』という民族色豊かな織物が展示されていた。そんなに古くなく19世紀中盤から20世紀後半ご…

「戸栗美術館」

そこから、途中、鍋島松濤公園で亀の甲羅干しを見て、すぐ近くにあるのが、戸栗美術館、陶磁器専門の美術館だ。初期伊万里が展示されていた。ここは財団法人で、入館料は1000円だ。初期伊万里というのは1610〜1650年ごろの色絵が始まるまでの最初期の伊万里…

「松濤美術館」

最初は、京王井の頭線の神泉駅から歩いてすぐの松濤美術館だ。我々が行った2008年5月には、『中西夏之新作展絵画の鎖・光の森』というのをやっていた。一度行ってみたかった独特な外観の建物だ。入館料は300円と区立らしい安さ。B1と2Fが小振りの展示会場に…

モーニング・イン・リオ

セルジオ・メンデス セルジオ・メンデスの新譜です。じいさん若い。ボサノバやっぱ好きですね。それに、このアルバムは豪華絢爛たるゲストにフィーチャリングされています。どれもカッコいい。途中、ドリカムの吉田美和の歌声が聞こえて来たときには、あまり…

鬼怒川 東武ワールドスクエア

10月の半ばに鬼怒川に職場のみんなで行った。ライン下りで船に乗ったが、なかなかいいもんだな。まだほとんど紅葉していなかったが十分な景観だった。動力が無い船なので水の上をすいーっと走る。モーターボートや車などの強引さがなく気持ちの良いものだ。…

もやしもん

石川雅之 東京農大の厚木キャンパスを彷彿とさせる、「某農大」が舞台のコメディで、北大獣医学部が舞台の『動物のお医者さん』にポジションが近い。沢木という新入生が主人公。彼は種麹屋という、醤油や味噌、酒などの麹を作る家の息子だ。ただ特殊能力があ…

「青山二郎の眼」展

http://www.fujitv.co.jp/events/art-net/go/462.html 白洲信哉 白洲信哉というディレッタントがいる。モーツアルト似のぎょろっとした眼で、俳優といっても通じる雰囲気の男だ。1965年生まれ。彼が、講談社の『最高のサービス』というムック本で、血統の良…

「日展100年」展

国立新美術館 完成してから一度は行ってみたいと思っていた国立新美術館を妻と訪れた。地下鉄千代田線の乃木坂駅から、館内へ直接入ることができ、大変交通の便が良い。国立新美術館は、東京大学生産技術研究所の跡地で、さらに戦前は陸軍の兵舎だったそうだ…

えいご漬け

任天堂 ニンテンドーDSの『えいご漬け』にはまっている。 http://touch-ds.jp/mfs/eigozuke/ これ面白い。録音されている英文を聞いて、それを書き取るという、基本的にそれだけのお勉強ソフトだ。おまけにクロスワードやアクションゲームも入っているが、メ…

ことばとあそぶ おととあそぶ

玉川上水にあるロバハウスに、家族でコンサートを見に行ってきた。多摩モノレールの玉川上水駅から、川縁の遊歩道を少し歩いた川のほとりに、ロバの音楽座の本拠地、ロバハウスがある。村山雄一設計の丸みを帯びた、不思議な小屋だ。お客さんは満員、70名ほ…

物語の遅効性の力

前回の「物語の力」の話は、良くわからないままに書き連ねてみたのだが、頂いた反応を聞いている内に色々と気づかされた。続けて少し書いてみよう。物語には、すぐ効く成分と、ゆっくり時間をかけて効く成分の二種類が入っているということだろうか。風邪薬…

リッジレーサー4

ナムコ 光文社の古典新訳文庫『カラマーゾフの兄弟』を読んだ。すさまじい小説だ。登場人物が誰彼なく、ぎゃあぎゃあ喋るのがうるさいったらありゃしない。頭の中がわんわんいいそうだ。なんだか荒れ海を渡る船に無理矢理載せられたような、強靭な力でぐいぐ…

富本憲吉展

気になっていた富本憲吉展に妻と行ってきた。近所の世田谷美術館で開催されていた。以前、京都で開催されたものが巡回してきたものだ。世田美の後は、岐阜と萩だそうだ。生誕120年ということで、若き日の作品から、代表作の多くまで勢揃いしている。充実した…

六所神社に初詣

初詣に行った。なんとなく毎年、散歩がてらに行く。今年は、豪徳寺の近くの六所神社に行った。単に近所で、あまり参拝客が多くないところ、という選び方をしているので、何も知らずに出かけた。そのため参道に並ぶ列の後尾について、さて、ここは何の神様が…

木内美羽写真展「mius」

妻と新宿のコニカミノルタプラザ http://konicaminolta.jp/about/plaza/ に行って、写真展を見てきた。コニカミノルタプラザというのは、JR新宿駅の東口を出て中村屋の手前、新宿高野ビルの4Fにある写真展示スペースだ。ほとんどは無料で、セミプロやプロの…

ソング・ブック

谷川俊太郎+谷川賢作 「ゆっくりゆきちゃん」を知っているだろうか。あんまりゆっくりなので、ゆっくり朝の準備をして、たどりついた学校はもう終わっていて、家に戻ったら、娘が三人生まれていた、という、ナンセンスが混じった、谷川俊太郎の詩だ。究極の…

歴史時代書房 時代屋

http://jidai-ya.com/index.html 神保町、というより小川町にある不思議な本屋、兼グッズショップだ。本屋街からスポーツ用品店の並ぶ通りを過ぎて、オフィス街に入ったあたりにある。一見、変なグッズショップで、入ると、ちょっとケバい本屋である。中は縁…

ルヴァン

世田谷のパン屋めぐりをした。先週行ったのは三軒茶屋の濱田屋と、ベッカライ インマーマン濱田家 三軒茶屋 http://www.foods.co.jp/BAKERY/shop/tokyo/tokyo35.html ベッカライ インマーマン 三軒茶屋 http://www.alles.or.jp/~yokkom/deutsch/immar.htm濱…

ベッカライ インマーマン

濱田家

子どもの本のみせ ナルニア国

http://www.kyobunkwan.co.jp/Narunia/index.html 松屋銀座の向かいあたりにある教文館の6Fにある児童書専門店です。この教文館っていう本屋が入っている建物がえらく古い石造りのビルでした。なかなかまっすぐに上へ上れないという。ブックセラーアムズ (…

時空の鏡:シンクロニシティ

奈良原一高「時空の鏡:シンクロニシティ」展 http://www.syabi.com/topics/t_narahara.html 東京は、歩く街だなぁ、と思う。 たとえば京葉線の東京駅とか。 羽田空港で、はずれのターミナルに行く時もかなり歩く。 地下鉄の日比谷駅での乗り換えも最初は驚…

塊フォルテッシモ魂

PS2のゲーム『塊魂』のサントラ『塊フォルテッシモ魂』を買った。やっぱすごいねこれは。Amazonのレビューでは濃い連中が五つ星を連発しているし、私も当然五つ星だ!CDで改めて聞いて、新沼謙治のヒップポップ「月と王子」が良いと思った。「ファンキだ」と…

宮本隆司写真展「壊れゆくもの・生まれいずるもの」

小雨降る中、近所だが気持ち的に遠い世田谷美術館へ行った。宮本隆司の写真展を見るためだ。廃墟の写真を集めた『建築の黙示録』や、解体直前の『九龍城砦』で有名だから、それなりに人が多いかと思ったが、けっこう閑散としていて、やはり写真では客は来な…

塊魂

http://katamaridamacy.jp/ 駅前を通る時に、放置自転車がすっきり消えてくれたらな、とか、渋滞の高速道路で、目の前の車の列がパッと消えてくれたらな、とか思うことがある。またはゴジラのように街を蹂躙してみたい、なんて反社会的なことを考えたりした…

カフェカッパン (cafe Kappan)

http://www.pub.co.jp/mountain/index.html 出張で訪れた福岡は暖かいというより、初夏の陽気でした。帰りの搭乗時間までの合間に、ひさしぶりにイムズに行きましたところ、五階に不思議な書店&カフェができていました。名前はカフェカッパンと言います。新…

石川県立歴史博物館

Viscuitの原田さんや、POBoxの増井さんたちと毎年会うWISSというワークショップに参加するために能登半島の羽咋に行ってきました。 http://www.wiss.org/今年は仕事の関係上、最終日だけしか参加できず、大変悔しい思いをしました。これまで10年間フルで参加…

石川県立美術館

コスモアイル羽咋

『パラレル・リアリティ』

ICCユーザインタフェース(UI)研究者の間で、関係者が多数参加しているため、ちょっと話題になっている。今日の昼に、家族と祖師谷、千歳船橋と動いて、この機会を外すと見れないかも、と思って、その足で初台へ向かった。まずは原田さんのヴィスケット(Viscu…