PLANET OF THE APES

ティム・バートン


かぁぁぁぁっ!! ドンドンドンドン!!!やってくれるぜっ!、ティム・バートン

猿の惑星』見るべし(^_^)/

昨晩、福岡ソラリアシネマの先行レイトショーで、ティム・バートンがリメイクした『猿の惑星』を見た。かなり期待して見にいったのだけれど、その期待を裏切らない面白い映画だった。

ちょっと前に『A.I.』でがっかりした後だけに、この満足感は大きい。『ハムナプトラ2』も見たが、使われているCGや特殊効果の技術は似たようなものなのに、方やぺらぺらのはりぼて、方やみっしりとしたリアル、この違いはなんだ。

見所は満載だ。『グラディエーター』に『スタートレック』を足して、ティム・バートンの玩具を箱いっぱい放り込み、シニカルな笑いをまぶした。

先日NHKで放送していた『ライト・スタッフ』を学生時代以来ひさしぶりに見て面白かったが、なんとバートン版猿の惑星の骨格にこれが露骨に引用されている。ほんとうに映画おたくだな、ティム・バートンは。

もうこれ以上、中身の話はするまい。まるで喪があけたようだ。夏だ、猿だ、うおー!

2001/7/28
few01

2003/5/26追記
上述のレビューでは素直に見た時の気持ちを書いたのだが、その後ほかの人の感想などを読んで、かなり見る人を選ぶ映画であったのがわかった。面白かったという人が半数、まるっきりつまらなかったという人が半数いた。一番大きいのはティム・バートンの悪趣味なおふざけを楽しめるかどうか、という点だろう。まじめなSF映画としてみると破錠の多さに辟易する。