2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

クラバート

大学生の時にチミーから勧められたのに読む機会をのがしていた本がある。図書館から借りてきた二冊の内のもう一冊『クラバート』がそれだ。舞台はドイツの西の国境付近、チェコとハンガリー近くの湿地帯である。12人の職人と親方が働く、粉引き水車小屋に入…

富安陽子と瀬田貞二

日本児童文学2002年3, 4月号 八束澄子「しあわせな子ども時代のおすそわけ」 斉藤惇夫「富安陽子讃」 免許証を持って地区の図書館へ行き、利用者カードを作ってもらいました。今までは家族に借りてもらってましたが、やっと自分で借りることができます。利用…

幻想文学論序説

ツヴェタン・トドロフ まず読み始めて感じたのは、文学評論にしては珍しく理系的だ、ということだ。こういう分野もあるのか、と思ったが、解説を読んでやはりかなり特殊なムーブメントであったらしいことがわかった。論理的な記述や、科学分析的な方法論が、…

ミニミニ大作戦

F・ゲイリー・グレイ http://www.minimini-jp.com/ 金曜日は職場を早く出て、映画を見てきました。いやぁ、いい泥棒映画だねぇ。面白い。 泥棒映画の定石をびしっと押さえて、お金をかけるべきところにたっぷりかけた最高の映画です。 エッチもバイオレンス…