矢作 俊彦 (原作), 落合 尚之(画)
漫画を読みました。鉄人28号へのオマージュですね。『気分はもう戦争』の矢作俊彦が、やたらにマニアックな原作を書いて、それを落合氏が丁寧に漫画にしています。あぁ、まだ冒険活劇ってのが可能だったんだなぁ。
中国・長春でロボットが発掘される。そのロボットと小学4年生の翔(しょう)は出会い、旅に出る。
帯には大友克洋、押井守、安彦良和、実相寺昭雄の、かなり熱のこもった推薦文が書かれています。正直、彼らの推薦文から推測されるほどの傑作とは思いませんでしたが、思わず先を読み進めさせる、面白い、良作です。