鉄人 (1~4)

矢作 俊彦 (原作), 落合 尚之(画)

鉄人 1 (サンデーGXコミックス)

漫画を読みました。鉄人28号へのオマージュですね。『気分はもう戦争』の矢作俊彦が、やたらにマニアックな原作を書いて、それを落合氏が丁寧に漫画にしています。あぁ、まだ冒険活劇ってのが可能だったんだなぁ。

中国・長春でロボットが発掘される。そのロボットと小学4年生の翔(しょう)は出会い、旅に出る。

帯には大友克洋押井守安彦良和実相寺昭雄の、かなり熱のこもった推薦文が書かれています。正直、彼らの推薦文から推測されるほどの傑作とは思いませんでしたが、思わず先を読み進めさせる、面白い、良作です。