パロマー

イタロ・カルヴィーノ・著


偏執狂的なおとぼけおじさんパロマー氏を通じて、世界の捉え方を解体してゆく不思議な小説です。けっこう難しい、というか、発想の転換を要する小説なのだけれど、単純にすごく面白い。ジャン=ピエール・ジュネとかきっとすごく影響受けてると思う。見事に映像的です。


2002/5/9
few01