夏みかんの午後

永井宏・著


Bunkamuraの洋書屋にいったときに買ったかわいいペーパーバックです(洋書ではありません)。表紙も中のレイアウトもとても涼しげなのに惹かれて買ってしまいました。東京から三浦半島の葉山に引っ越した31歳の女性の話です。数年前のテレビドラマのような他愛のないと言えば、他愛のないお話だけど、作者の感性で丁寧にエピソードが拾ってあって、快い緊張感みたいなのが全体にあり、気に入りました。まずはこの本の体裁がいいので、いつかこういう本を手作りで作ってみようかなと思いました。


2001/7/22
few01