ロバの音さがし

ロバの音楽座
http://roba-house.com/otosacd.html


先日紹介した絵本屋のトムズボックスに久しぶりに家族で行って来ました。狭いので長居しずらいのですが、今回は家族3人でねばって(^_^;)、1時間ほどいて色々読んでみました。我々が立ち読みをしていると、学生風の女の子が来て、なんとなく店番の女性の方がなにやら気になる様子で、そわそわした感じです。何だろうと思っていると、店番の人に自分は近所(だったか?)の大学で絵本関連のことをやっていて、その資料みたいのを読んでもらいたいとか言ってスケッチブックみたいのを渡していました。そういうお店なんだな、と。また我々が行った日は、井上洋介の絵が展示してありました。どれもえらい迫力です。泥団子か芋みたいな人物像の絵がたくさん展示してありました。一応販売もしていましたが何十万円だったと思います。

そこでCDを買いました。CD絵本と書いてあります。ロバの音楽座という立川の古楽奏者のグループです。彼等が所属するカテリーナ古楽合奏団の『ドゥクチア』というCDは以前から持っていて、お気に入りの一枚です。その彼等がルーマニアハンガリーに出張演奏に行った時の村の音と、彼等の演奏をミックスさせたのがこのCDです。トランシルバニア地方の写真が入った小さな写真集付きです。なんというんでしょうねぇ。音があたたかでいいんですよ。じゃりみちを歩く音、子供達の声、ぶたを寝かせつけるおじさんの声、現地の民謡など、と彼等の演奏がまじってます。録音がとてもいいですね。それから、あの地方の民族音楽コダーイバルトークが集めていたやつですね。なぜか知りませんが、日本人の私にとても馴染みます。バルトークのミクロコスモスを思い出しました。あのレコードもまた聞きたいなぁ。


2002/10/23
few01


2007/5/5 CDに関するホームページのアドレスを修正した。