塊フォルテッシモ魂

PS2のゲーム『塊魂』のサントラ『塊フォルテッシモ魂』を買った。やっぱすごいねこれは。Amazonのレビューでは濃い連中が五つ星を連発しているし、私も当然五つ星だ！

CDで改めて聞いて、新沼謙治のヒップポップ「月と王子」が良いと思った。「ファンキだ」としか聴こえないんだけど。決してキワモノではなくて、音楽としていいと思う。聞きながらだんだんと勇気がわいてくる。

椛田早紀「LONELY ROLLING STAR」も好きです。これは、もちろん王子をイメージしながら聞くといい、という曲です。単体では普通のキュートな歌かなぁ。

チャーリーコーセイ「ケ・セラ・セラ」もいいっす。ムードジャズというのか、肩の力の抜けた大人の音楽です。ルパン３世を思い出します。

そして圧巻は松崎しげるの「愛のカタマリー〜エンディングテーマ」ですね。途中の松崎のセリフが笑える。
（歌詞削除）

なんつーか平和感がよいんだよね。全体にナンセンスなんだけれど、ナンセンスを透かして見えるラブアンドピースっていうのか、それはとても魅力的だ。

あとはほとんどの曲はNAMCOの音楽部隊が作っているのだが、すごいなぁ、と思う。昔はゲーム会社の音楽部隊っていうと、まぁピコピコに毛が生えた程度の曲しか作れなかったんだが、ここまで来たかぁ、という。ゲーム音楽っていうジャンルというのか、ゲームで使われる音楽という制限と自由の中で、お金と才能が投入されるとここまで進化するものなのだな、と思います。プロの仕事ですね。